16/10/06 19:27:05.90 .net
「ドルは103円67銭、経済指標改善で年内利上げ期待強まる」
5日のニューヨーク外為市場でドル・円は、102円86銭
から103円67銭まで上昇し、103円51銭で引けた。予想を
下回った米国9月ADP全米雇用報告や8月貿易赤字の予想
外の拡大を嫌ってドル売りが優勢となった。しかしなが
ら、その後発表された米9月ISM非製造業景況指数は大幅
な改善を示したことから、年内利上げ観測が強まり、ド
ル買いが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.1190ドルへ下落後、1.1220 ドル
まで反発し1.1206ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)
の量的緩和(QE)縮小観測が根強く、ドイツ国債などの
債券利回り上昇に伴うユーロ買いが観測された。ユーロ
・円は、115円35銭から116円25銭へ上昇した。株高に連
れリスク選好の円売りが優勢となった。
ポンド・ドルは、1.2715ドルから1.2771ドルまで上昇
した。英国のメイ首相は、英国中央銀行が実施している
緩和策に関し「良くない副作用がある」と言及したため、
ポンドのショートカバーが強まった。