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>>3-6のつづき
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“奨学金破産”の衝撃 ゲスト 小林雅之さん(東京大学教授) ゲスト 尾木直樹さん(法政大学教授・教育評論家)
“奨学金破産”どう防ぐのか?
奨学金が重荷のようになってしまっている現状をどう見るか?
小林さん:これは日本だけじゃなく、国際的に大きな問題になってるんですよ。
というのは、こういうふうに返済が大変になってくると、借りないっていう人も出てくるんですね。
ところが、もともと学費がないので借りたいわけですから、
それが借りられないということは、非常に大きな問題なんですね。
視聴者からもいろんな意見、反響がとても多くあり、
中には“本当に学びたい人だけが大学に行けばいいんじゃない”という率直な声もあるが?
尾木さん:これは本当に学びたい、昔の僕らのころと比較すると今の学生は全然違うんです。
すごく学んでいるし、一生懸命バイトもしてるし、そのバイトのしかたが、遊ぶお金のバイトではないんですよ。
生活費のバイトなんです。
1日当たり、学生平均850円しか使ってないんです、食費から全部入れて。
だから朝ごはんなんか抜いちゃうから、法政大学もそうですけど、
100円朝食というサービスを、340円かかってても全部学生に与えて、それで健康とかやってるんです。
この試算をぜひということですが、日本財団によるデータで、大学に行きたい、進学したい人が増えると?
尾木さん:実は2.9兆円もの税収に入ってくる、税収というか、経済効果があるということなんですよね。
それからそうなってくると、今度は具体的に社会保障などの支出が減ってくるわけです。
ですから1.1兆円、トータル4兆円の経済効果があるということがもう出てる。
社会全体のところを見ないとだめだと思いますね。