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慶応大にも天下り 人事課OBが仲介 違法性調査へ
文部科学省の元幹部が退職から約2カ月後の昨年6月に慶応大に再就職していたことが13日、分かった。
組織的天下り問題で中心的な役割を担った人事課OBが仲介しており、文科省は違法性がなかったか調査する方針。
別の元幹部が早稲田大に再就職したことが発端となった違法天下り問題は、他の有名私大にも広がる可能性が出てきた。
慶応大や内閣府によると、慶応大に再就職した元幹部は昨年3月末に文科省を退職し、6月1日付で慶応大の参事(部長級)に就任した。
現在、常勤の事務職として勤務しているという。
慶応大の広報担当者は「所定の手続きを経て採用した。再就職に関する押し付けはなかった」と話している。
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