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★「体罰」教員、懲戒免職0.08%の怪―「リンチでも,責任が問われない!」遺族たちの闘い 4
「リンチでも,責任が問われない!」
民事訴訟の一審において愛荘町の賠償責任は認められたものの、顧問個人の賠償責任は、二審においても
「公権力の行使に当たる公共団体の公務員として、その職務を行う」(判決文)なかでの出来事であるとして、
問われることはなかった。死亡事故は、教育的指導の一環のなかで起きたことだと、裁判所は判断したのである。
「学校では、リンチをして子どもが死んでも、教師の賠償責任は問われないんですか・・・」
二審の判決後、康嗣さんの母親は声を震わせて、そう訴えた。教育界の誤った指導観を、裁判所もまた後押ししている。
康嗣さんの遺族はいま、もう一組の遺族とともに、暴力的教師の責任を問う活動を、民事訴訟というかたちで続けている。
もう一組の遺族というのは、「剣太の会」で知られる、工藤剣太さんの遺族である。
村川さんと同じ2009年の夏,大分県立竹田高校2年生、剣道部キャプテンの剣太さんは,部活動顧問の
教師から暴行を受けながら、最後一人だけ残って練習を継続させられ、最後に熱中症で命を落とした。
死に至る過程が、村川康嗣さんと重なってくる。