18/06/21 07:14:12.28 LIzlhdmu.net
>>305-306
2018/6/19付
(就活のリアル)大学進学率上昇のドイツ 職業大、ホワイトカラー系も 海老原嗣生
URLリンク(www.nikkei.com)
前回のこのコラムでは、欧州の大学無償化の厳しさを紹介した。それは、幼少の頃から成績と態度でふるいにかけられ
大学に行くべき人を絞り、「ふさわしい人ならば貧富の差なく学べる」という仕組みを前提にしていることだ。
日本のように「誰でも大学に行けるための無償化」とは全く異なる。
欧州には、無償化を巡り、もう一つの教訓がある。今回は、近年急激に大学進学率が高まったドイツを題材に見ていくことにしよう。
ドイツでは現在、高卒者の半数以上が大学に進学している。これだけ多いと、とても専門知識を生かせる仕事に就けはしない。
もちろん社会
の上澄みのエリート層にとどまることも極めて難しいことだ。多くの卒業生は、普通の企業で普通の会社員になるしかない。
そこでそれに合うように、大学の形を変えた。
ドイツの大学は、大きく分けて普通大学(総合大学)と職業大学(専門大学)の2つがある。これまで技能系に偏っていた
職業大学を拡充し、
現在ではホワイトカラー系のいわゆる会社員養成をしているのだ。まさにその様は、就職予備校といえる。