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「無意味な正座」は体罰=部活動指導ガイドライン策定―文科省
時事通信 5月27日(月)
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
学校の運動部活動の指導方法について検討してきた文部科学省の有識者会議は27日、
指導名目の体罰を防ぐためのガイドラインを策定した。
体罰に当たる事例として、「長時間にわたる無意味な正座」や「水を飲ませず長時間ランニングさせる」などを例示している。
文科省は6月にも全国に配布する。
ガイドラインは、まず運動部活動が学校教育の一環として行われるもので、勝利や技能向上だけを目指すのではなく、
豊かな学校生活を送るために重要だと定義。
外部指導者らと連携して適切な指導体制・計画をつくるよう求めた。
その上で、体罰に当たる行為として、殴る蹴るやパワーハラスメントに当たる発言のほかに、
限度を超えて肉体的、精神的負荷を課すことなどを列挙。
正座やランニングに加えて「受け身ができないように投げる」などを例示し、
「指導者と生徒との間で信頼関係があれば許されるとの認識は誤り」と指摘した。
ガイドラインは、大阪市立桜宮高校の体罰自殺問題を受け、3月から弁護士やスポーツ界の有識者9人で検討してきた。