18/02/24 14:03:58.47 voJ4atR9.net
弁護士が言ってたなぜネトウヨが自己責任論大好きなのかは目から鱗だった
Shin Hori‏@ShinHori1
桂春蝶氏の文章を見直してみたが、どうやら
「日本は素晴らしい→その素晴らしい日本社会のせいで苦しむ弱者がいるわけがない→貧困は社会のせいではなく自己責任」という考え方のようだ。
つまり「同じ日本国民だから助けねば」ではなく「日本国民に駄目な奴がいるわけがない」という発想である。
私は、伝統保守風思想とネオリベ的競争主義の両方を同じ人が主張する事があるのはなぜか、
長年不思議に思っていたが、ついに謎が解けた。
「日本社会は凄い」→「だから日本人は自己責任・自助努力で競争に打ち勝てる。
弱者は自己責任であり、社会の責任のはずがない」という発想なのである。
逆に「日本駄目だ」という人にも2種類あって、
「日本は欠陥だらけの社会だから、困窮した人は社会の犠牲者であり何とかしろ」という発想と、
「日本は欠陥だらけだから米国風に個人が自立して戦え」という発想の両方が生まれる。
リベラルだの保守だのの入り組んで複雑な状況はこういう所から出てくる。
従って非情な自己責任主義を批判して共助を目指す立場にも2つあり、
「日本は欠陥だらけの社会だから、社会の犠牲者を助けろ」という発想と
「日本は同胞を見捨てない社会だから、助けろ」という発想の両方がある。
恐らく昭和の55年体制というのは、前者を旧社会党、後者を自民旧主流派が担ったのだろう
例えば、はすみとしこ氏、杉田水脈氏、田母神氏などが、
リバタリアンや米国共和党風自由主義の考え方でもないのに弱者に厳しい言動をする理由は、
上記の「日本社会は凄いのだから、この素晴らしい社会の犠牲者なんかいるわけがない(=自己責任)」という発想ですべて説明がつくのである。(おわり)
URLリンク(twitter.com)