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２１日、「犬肉祭」開催中の中国広西チワン族自治区玉林市で犬を抱える動物愛護活動家（中央）（ＡＰ＝共同）
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２１日、中国広西チワン族自治区玉林市の市場で売られている犬（ＡＰ＝共同）
２２日付の中国紙、新京報などによると、中国広西チワン族自治区玉林市で２１日、犬の肉を食べる恒例の伝統行事「犬肉祭」が始まった。動物愛護団体や内外の芸能人らが「残酷だ」と中止を求めるなど、大きな議論となっている。
中国メディアによると、中国南部などでは夏至に体の抵抗力をつけるため、犬の肉とライチを食べる習慣があり、同市では１９９０年代から盛大な行事が行われている。
犬肉祭では約１万匹の犬の肉が消費され、味を良くするため残虐な方法で殺すのがいいと信じられている。
外務省の華春瑩副報道局長は２１日の記者会見で「われわれが関与する問題ではない」としながらも「犬の肉を食べるのも個人の好みだ」と静観する態度を示した。
ＡＰ通信などによると現地では、大勢の警官が警戒する中、動物愛護団体メンバーらが「犬は友達」と食べないよう訴えた。地元の男性は「伝統を急に変えることはできない」と話した。（共同）
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犬肉祭では約１万匹の犬の肉が消費され、味を良くするため残虐な方法で殺すのがいいと信じられている。報道によると、今年は米人気俳優マット・デイモンさんや中国の人気女優ファン・ビンビンさんらが中止を求める声明を発表。
動物愛護団体も１０００万人以上の署名を集め