15/05/21 08:37:40.44 R53n0OJW.net
◆生態系に影響を及ぼす猫
鳥や小動物が死ぬ人為的な要因として、生息地の喪失や農薬、狩猟などを上回り、ネコがおそらく最大の要因だという。
研究を行ったのは、米スミソニアン保全生物学研究所のスコット・ロス氏率いるチーム。
研究チームはネコの捕食行為についての既存の研究を分析した。
ペットとして飼われている猫や野良猫による捕食を統計としてまとめ、体系的に分析したのは今回が初めてだという。
欧州と北米の温暖な地域では、屋外に出ることのできるネコは、1匹あたり毎年30~47羽の鳥、177~299匹の小型哺乳類を殺していることが過去の調査で分かっている。
一方、ネコの総数について研究チームは、およそ8400万匹の飼いネコがおり、うち数百万匹は屋外に出ることができないと計算。
また、野良ネコはおよそ3000万~8000万匹と見積もった。
調査によると、合計で、屋外に自由に出られるネコは合わせて年間14億~37億羽の鳥、69億~207億匹の哺乳類を殺していると推計した。
この殺害の大半は野良ネコによるものだ」と論文は結論づけている。
ソース:URLリンク(jp.reuters.com)
◆希少な野生動物を絶滅に追い込む"猫"
スティーブンイワサザイ(猫が絶滅させた珍鳥)
ダイトウオオコウモリを絶滅危惧種にした
絶滅危惧種のウミガラスを襲う
絶滅寸前のヤンバルクイナを襲う
絶滅寸前のアマミノクロウサギを襲う
猫糞からのトキソプラズマ感染で海洋生物の大量死
国際自然保護連合が毎年更新しているレッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)によると、島に生息するネコが原因で絶滅した種は鳥類、哺乳類、爬虫類合わせて33種に上る。
◆猫が原因となった重大な交通事故の例
・日本テレビ 報道特捜プロジェクト 2006年11月18日放送
ここ6年間でネコを避けようとして起こった大きな事故は18件。重体・重傷16名、死者は8名にのぼっている。
URLリンク(www.ntv.co.jp)
・九州道で6人死傷=猫避けようと急ハンドル-福岡 2006年4月18日
現場は片側3車線の直線道路。中原さんは飛び出した猫を避けようと急ハンドルを切り、車が横転したらしい。
・園児の列に乗用車 37人病院へ、うち3人重傷 2005年11月27日
「右側から猫が飛び出してきたので、よけようとして反射的に左へハンドルを切り、突っ込んでしまった」
・中央線越えた車が対向車と衝突、街路樹などなぎ倒す…京都 2008年4月27日
男性とタクシー運転手が軽傷。「飛び出した猫をよけようとしてハンドル操作を誤った」
(読売新聞)URLリンク(www.yomiuri.co.jp)