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661 ：名無しさん＠おだいじに：2019/12/28(土) 16:45:19.58 ID:???
西澤氏は荒川氏を高く評価していた
再受験時に実は高卒だった荒川氏の「背水の陣」をみて、それを高く評価する人は多い
ライバルの田島氏は東大法学部卒、山田氏は阪大修士卒という社会的にはともかく学歴的にはかなり高い位置にあったから判官贔屓になるのはなおさらだろう
しかし「背水の陣」そのものは評価されるべきやり方ではない
司法試験のカリスマである伊藤真氏は必ず逃げ道を用意しておけと力説していた
イチかバチかは社会人（や社会人を目指す者）としてサイテーの考え方である
実は西澤氏は「（荒川氏は）合格に必要な学力を遙かに超えた学力を持ち脊髄反射で問題を解いていた」と評していた
一方、山田氏はこれを「馬鹿にしてるようにしか見えない」と批判していた
確かに脊髄反射というのは非常に失礼だと感じる
西澤氏の発言にはこのような背景があると考える
西澤氏は荒川氏より自分の方が二つ、あるいは三つの意味で格上だと確信していた
大阪大は東北大より格上、学士入学は再受験より格上、さらに、東大理学部数学科を卒業した自分は東大教育学部中退の荒川氏より格上と考えていた。
だから、どこか見下したような発言になったのだろう
一方、山田氏の発言にも大きな問題がある
氏は実は阪大博士課程院生からの再受験だったのだが、阪大学士入学不合格、東大理三合格である
つまり、西澤氏が合格した試験に不合格になっていて、西澤氏には劣後しているのである
ここでは妬まれる者、見下す者ではなく妬む者、見上げる者として山田氏を観る視点も必要ではないか
セレスティアのうたに歌われるような「人格の人」ではないし、ましてや「神格の人」でもない
しかし理三後期実質専願という技を繰り出して（前期併願は目標実現のためも捨て駒である）目標を落としている点では確かに「才能の人」かも知れない
その後明らかになった麻布醫専ゼミ入試問題漏洩疑惑もありその才能は20年以上経てますますギラギラと輝きだした
これだけの受験達人を私たちは未だかつて見たことがない