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吉本新喜劇で離島の診療所の話があった。
長いこと医者不在のところに新任の医者がやってきた。
こういう島の診療所で働くのが夢だったんですと。
俺も医学部に入った頃はそんな夢を描いたこともあった。
同級生には、山奥の診療所で混浴温泉につかりながら
田舎の爺さん、婆さんと裸のつきあいをするのだとか、
外洋航路の船医になって旅旅しながら寄港地ごとに現地妻を
つくるのだとか、アフリカに行ってシュバイツァーみたいに
遅れた地の人々を病気から救うのだとか、色々な人がいた。
まあ、男のロマンだな。
そして、医学にはロマンがあった。
が、研修だ、症例集めだとやっているうちにいつしか、そんな
夢は遠い昔の話になってもうた。
偏差値がどうのとか、収入がどうだとかで医者になろうと思うのは
どうかと思う。
最近、難易度が低くなったらしいが、その方が少年のような
夢多き若人が多く来て貰えるのかもしれないと願うのは俺だけ
なのだろうか。