京大医vs阪大医 2012~at DOCTOR
京大医vs阪大医 2012~ - 暇つぶし2ch381:名無しさん@おだいじに
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第78回日本循環器学会学術集会(JCS2014)
会 期 : 2014年3月21日(金)~23日(日)
会 長 : 永井 良三 (自治医科大学)
会 場 : 東京国際フォーラム

【プレナリーセッション】
3) 循環器領域における再生医療〈英語〉
Regenerative therapy in cardiovascular field
座長: 福田 恵一 (慶應義塾大学循環器内科)
小室 一成 (大阪大学循環器内科学)

この10年間で臓器間葉系幹細胞の存在と生理学的意義の解明、
ヒトES細胞の開発と生物学的解析が大きく発展し、さらに
山中伸弥教授がiPS細胞を開発したことで再生医療研究が大きく進歩した。
皮膚、軟骨、重症虚血肢等の領域では組織幹細胞を用いた
再生医療が既に具現化し、臨床応用されている。網膜色素細胞の
領域ではiPS細胞を用いた再生医療が近々臨床応用される予定である。
循環器領域でも臓器幹細胞を用いた再生医療は既に国内外で開始され、
初期段階では良好な成果が報告されているが、多施設共同研究に
よりその評価が待たれるところである。また、iPS細胞を用いた
再生医療が大きく発展し、臨床応用間近の状況となっている。
心筋細胞純化法は大きく発展し、移植技術として心筋球移植や
細胞シート法も大きく進化している。さらに、Tbx5、MEF2C、
GATA4という3つの心臓特異的転写因子を線維芽細胞に直接遺伝子
導入することにより、心筋細胞を誘導するダイレクト・リモデリングの
技術も開発され、大きな発展を迎えている。本プレナリセッション
では、これらの最新の循環器領域における再生医療研究の現状を紹介し、
近未来の循環器領域の再生医療を考えることとした。


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