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MT pro news 2012年4月16日
日本の高血圧関連の臨床試験に“統計学上の懸念”
Lancetで京大・由井芳樹氏が指摘
日本で実施されたアンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)関連の臨床試験について
統計学上の懸念(concerns) があるとの論著が4月14日発行のLancet (2012; 379: e48)に
掲載された。指摘したのは京都大学循環器内科の由井芳樹氏。試験はいずれも日本人高血圧
患者を対象に,ARBの効果を検証したものだ。
3つの問題点を指摘
由井氏が統計学上の問題点を指摘したのは,Jikei Heart Study(Lancet 2007; 369; 1431-1439),
Kyoto Heart Study(Eur Heart J 2009; 30; 2461-2469)などで,両試験は日本人高リスク
高血圧患者を対象に,ARBバルサルタンの通常治療への上乗せ効果を検証し,
心血管疾患抑制効果が示されていた。
由井氏の指摘は以下の3点。
[以下、略]