25/07/13 10:14:47.98 BTYVqfX+.net
タンパク質を摂取すると長生きしてしまうので「癌になりやすく」なりますwwww
タンパク質が不足すると主に脳出血で早死にするため「癌になりにくく」なりますwww
この影響(交絡因子 こうらくいんし)を除去してないゴミ研究をそのまま紹介しているメディアが多すぎるので、AIで論文の内容を解析させるよ!
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以下では「タンパク質摂取量が多いほど癌が増える/死亡が増える」と結論している一次研究だけを挙げ、その結論の原文抜き出しと和訳、さらに 「低タンパク群が他疾患で早死にしたせいで見かけ上癌が多く見える」 という交絡因子(早期死亡による競合リスク)を統計解析で除去しているか否かだけを示す。
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1) Women’s Health Initiative(WHI)
Pan K. et al. “Protein Intake by Source and Breast Cancer Incidence and Mortality.” JNCI Cancer Spectrum 4(6):pkaa101, 2020.
doi.org/10.1093/jncics/pkaa101
“higher animal protein intake was associated with statistically significantly higher breast cancer incidence (HR = 1.03, 95 % CI = 1.01 to 1.06, P trend = .02)”
和訳:
「動物性タンパク質摂取が多い群では乳癌の発症率が有意に高かった(ハザード比1.03[95 % CI 1.01–1.06])。」
交絡因子の扱い
多変量 Cox 回帰で年齢・BMI・喫煙歴等は調整したが、低タンパク群が他疾患で先に死亡して観察期間が短くなる“競合リスク”を解析モデルに組み込んでいない。したがって本交絡は除去されていない。
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2) National Health and Nutrition Examination Survey III(NHANES III)
Levine M.E. et al. “Low Protein Intake Is Associated with a Major Reduction in IGF‑1, Cancer, and Overall Mortality in the 65 and Younger but Not Older Population.” Cell Metabolism 19(3):407‑417, 2014.
doi.org/10.1016/j.cmet.2014.02.006
“subjects in the high protein group … were more than 4‑times as likely to die of cancer (HR = 4.33; 95 % CI = 1.96–9.56)”
和訳:
「高タンパク質群は癌死亡が4.33倍(95 % CI 1.96–9.56)に増加した。」
交絡因子の扱い
年齢・性別・喫煙・慢性疾患などを調整したが、死亡原因間の競合リスクを考慮する Fine‑Gray モデル等は用いていない。すなわち「低タンパクの人が他疾患で早死にし、癌死亡に到達しにくい」という交絡を除去していない。
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3) Health Effects of Arsenic Longitudinal Study(バングラデシュ)
Argos M. et al. “A Population‑Based Prospective Study of Energy‑Providing Nutrients in Relation to Cancer Mortality and Cancers of Digestive Organs Mortality.” International Journal of Cancer 133(10):2422‑2428, 2013.
doi.org/10.1002/ijc.28250
“Fully adjusted hazard ratios for cancer mortality … were 1.0 (reference), 1.21 … and 1.84 (1.08–3.15) (P trend = 0.023)”
和訳:
「完全調整後の癌死亡ハザード比は最小タンパク群を1とすると最大タンパク群で1.84(95 % CI 1.08–3.15、傾向 P = 0.023)。」
交絡因子の扱い
カロリー・社会経済指標などは調整済みだが、他疾患死亡による追跡打ち切りを競合リスクとして扱っていない。従って交絡は除去されていない。
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総括
提示した3本はいずれも「タンパク質摂取増→癌罹患または死亡増」という観察的関連を報告している。しかし
• いずれの研究も低タンパク群が他原因で早死にすることで癌を発症・死亡する機会が減るという競合リスクを解析上で制御していない。
• したがって「高タンパク質が癌を増やす」という因果関係を立証したとは言えず、主張は成立していない。
因果推論の要件(ランダム化介入・時間依存交絡調整・競合リスク解析など)を満たさない限り、これらの結果は関連〔association〕を示すにとどまり、因果〔causation〕を示す根拠にはならない。
2:がんと闘う名無しさん
25/07/13 10:17:49.63 .net
例えば
「癌死亡率は年々増えている」
URLリンク(oici.jp)
しかしその正体は長生きする人が増えたから癌以外の病気が治ってしまうので
長生きして最後に死ぬのは治りにくい癌になる可能性が増えただけ
つまり長生きしただけw
年取ると癌になる可能性は増える
URLリンク(oici.jp)
そこで「長生きしたから癌が増えて見えるだけ」という要因をなくして
「本当に癌死亡率が増えているのか?」を計算すると
URLリンク(oici.jp)
実は減っているw
URLリンク(oici.jp)
3:がんと闘う名無しさん
25/07/13 10:18:23.88 .net
激減した脳卒中死の理由は?
脳卒中体質のラットの餌による脳卒中発症率のちがい
URLリンク(karagochi.lin.gr.jp)
脳卒中体質のラットは、なぜ長生きできたか
脳卒中の原因となるのは、高血圧です。ところが、タンパク質を十分に摂ることで、高血圧を予防できることが、「脳卒中体質のラット」を用いた動物実験の結果、明らかにされています。
このラットは、放っておいてもほぼ100%の確率で脳卒中になる体質を持ちます。低タンパク質高塩分の餌で飼育すると、ごく短期間で重症の高血圧になり、100%が早い時期に脳卒中で死んでしまいました。これに対し、十分なタンパク質と食塩を含む餌では、発症率が10%と激減、さらに驚くことに、高タンパク質の餌だけで飼育すると、発病しないまま血圧を正常に保って長生きしました。
人は血管から老いる、といわれますが、そんな中でもお肉、卵、牛乳、乳製品に豊富に含まれる動物性タンパク質を摂ることが、いかに重要かがわかる実験データですね。
URLリンク(karagochi.lin.gr.jp)
4:がんと闘う名無しさん
25/07/13 10:35:15.59 .net
1. Morgan E. Levine et al. (2014) – Low protein intake is associated with a major reduction in IGF-1, cancer, and overall mortality in the 65 and younger but not older population ( )
• 該当箇所原文: “Respondents (n=6,381) aged 50–65 reporting high protein intake had a 75% increase in overall mortality and a 4-fold increase in cancer and diabetes mortality during an 18 year follow up period. … Conversely, in respondents over age 65, high protein intake was associated with reduced cancer and overall mortality.”
• 上記和訳: 「50~65歳の被験者(6,381人)では、高タンパク質摂取群は18年間の追跡期間で全死亡率が75%増加し、癌および糖尿病による死亡率が4倍に増加しました。…一方、65歳超では高タンパク質摂取は癌および全死亡率の低下と関連していました。」
• 交絡因子に関する原文: “Cox Proportional Hazard Models were used to estimate the association between intake of calories from protein on … CVD, cancer, and diabetes mortality — with the latter three run using competing risks structures. … All analyses were run using sample weights, accounting for sampling design, and controlling for age, race/ethnicity, education, sex, disease status, smoking, dietary changes, and total calorie consumption.”
• 上記和訳: 「コックス比例ハザードモデルを用いて、タンパク質からのカロリー摂取と…心血管疾患死亡率、癌死亡率、糖尿病死亡率との関連が推定されました(後者の3つの死亡率については競合リスク構造を適用)。…すべての解析はサンプルウェイトと調査デザインを考慮し、年齢、人種/民族、教育、性別、疾患状態、喫煙、食事の変更、総摂取カロリーを調整して実施されました。」
• 因果関係の主張の評価: 本研究は「中年層において高タンパク質摂取が癌死亡リスクを増加させる」と結論しています。しかし、低タンパク質群における他疾患(例:脳出血など)による早期死亡という交絡要因について明示的な考慮や除外は行われていません。そのため、観察された関連性について「タンパク質摂取増加が直接的に癌死亡リスクを高める」という因果的主張は妥当とは言えません(交絡要因が除去されていないため)。
2. An Pan et al. (2012) – Red meat consumption and mortality: results from 2 prospective cohort studies ( )
• 該当箇所原文: “In these two large prospective cohorts of U.S. men and women, we found that a higher intake of red meat was associated with a significantly elevated risk of total, CVD and cancer mortality, and this association was observed for both unprocessed and processed red meat, with a relatively greater risk for processed red meat.”
• 上記和訳: 「米国人男女2つの大規模コホート研究において、赤肉摂取量の多い群は全死亡率、心血管疾患死亡率、および癌死亡率の有意な上昇と関連していることが分かりました。この関連は加工していない赤肉と加工赤肉の両方で認められ、特に加工赤肉で相対的リスクが高くなっていました。」
• 交絡因子に関する原文: “All participants were health professionals, minimizing potential confounding by educational attainment or differential access to health care. In addition, the FFQs used in these studies were validated… However, the measurement errors inherent in dietary assessments were inevitable.”
• 上記和訳: 「参加者は全員医療専門職であり、教育水準や医療アクセスの差による交絡の可能性は最小化されています。加えて、本研究で使用した食物摂取頻度調査(FFQ)は妥当性が検証されています。とはいえ、食事評価に内在する測定誤差は避けられませんでした。」
• 因果関係の主張の評価: 本研究では「赤肉由来のタンパク質摂取増加が癌死亡リスクを高める」と結論付けていますが、低タンパク質摂取による他疾患(例:脳出血など)の早期死亡が結果に与える影響については特に触れられていません。著者らは教育・医療アクセスなど一般的な交絡因子の調整は行っていますが、タンパク質不足に起因する早死にリスクの影響は除去されていないと判断できます。そのため、タンパク質摂取量自体が癌死亡を増加させるとする因果主張には慎重な解釈が必要であり、交絡要因が排除されていない以上、その因果関係の妥当性は低いと言えます。
5:がんと闘う名無しさん
25/07/13 10:35:21.02 .net
3. Rashmi Sinha et al. (2009) – Meat intake and mortality: a prospective study of over half a million people ( )
• 該当箇所原文: “Red and processed meat intakes were associated with modest increases in total mortality, cancer mortality, and cardiovascular disease mortality.”
• 上記和訳: 「赤肉および加工肉の摂取は、全死亡率・癌死亡率・心血管疾患死亡率のいずれにおいても緩やかな増加と関連していました。」
• 交絡因子に関する原文: “The covariates included in the models were: age; education; marital status; family history of cancer (yes/no) (cancer mortality only); race; body mass index; smoking history; physical activity; energy intake; alcohol intake; vitamin supplement use; fruit consumption; vegetable consumption; and menopausal hormone therapy among women.”
• 上記和訳: 「モデルに含まれた共変量(交絡因子)は、年齢、学歴、婚姻状況、癌の家族歴(※癌死亡率のモデルで使用)、人種、BMI、喫煙歴、身体活動量、エネルギー摂取量、アルコール摂取量、サプリメント使用、果物摂取量、野菜摂取量、(女性の場合)閉経後ホルモン療法の有無でした。」
• 因果関係の主張の評価: 本研究は50~71歳の大規模集団で「赤肉(高タンパク質)摂取が癌死亡を含む死亡リスクをわずかに増加させる」と報告しました。交絡因子として多数の要素(年齢や喫煙歴など)を調整していますが、低タンパク食による他疾患での早期死亡(例えば脳卒中による死亡)の影響については検討・除外されていません。したがって、「肉類(タンパク質)摂取増加が直接的に癌死亡を増やす」という因果関係の主張は、この交絡因子が明示的に除去されていない限り妥当性に欠けると評価されます。