19/02/11 22:07:49.28 epK90svD.net
>>552
コピペ先のリンクも見ましたが、勉強不足です。
もともとオキサリプラチンは日本で開発されたのですが、
単剤としての効果は1割程度しかなくうち捨てられました。
ところがフランスの腫瘍医de Gramont先生が、大腸がんで
活性がある事を見抜いて、再度開発に乗り出しました。
ご自身の開発した5FUの静注+持続静注療法であるde Gramont法に
オキサリプラチンを上乗せしたのが、今では最も主流である
FOLFOX療法となります。この薬剤の登場で大腸がん患者の余命は
1年近くの延長しました。全世界の患者数の多さを考えるとその
恩恵は計り知れません。
さらにirinotecanを上乗せしたのがFOLFIRINOXで、こちらも膵がんの
生存期間をかなり延長したのは周知の事実です。
一方カーボプラチン→カルボプラチンはシスプラチンで腎障害を
予防するために必須であった入院下での大量輸液を不要とした薬剤です。
これまた患者さんへの恩恵は非常に大きいものです。
ネットにはこういった陰謀論を、だれでもいくらでも書けます。
ネット情報がいかに当てにならないかを示す証左ですね。