22/07/21 23:31:55.35 t6Qk9AsB0.net
モンドの動画を２本見た。
【日本ジョーカー電車内暴力男がドアを破壊する映像1:14～ 】危機管理術の重要性を説く！正常性バイアスの危険性を知る！
【京王線&小田急通り魔事件】正常性バイアスが貴方をコ○ス！逃げられなかった場合の護身術を学べ！
これを見た理由は「正常性バイアス」という心理学の用語をタイトルに使っていたからだ。
モンドは自己無敵病を発見したくらいだから心理学に詳しいのかもしれないが、正常性バイアスについての説明は日赤の説明画像を出していた程度だった。
どうも聞きかじった言葉を使いたかっただけみたいな気がする。
確かに正常性バイアスの危険性を知ることは大切だが、それは常識のある人にとっては当たり前のことだと思う。
タイトルに「危機管理術の重要性を説く」とあるのに当たり前のことだけでは物足りない。
暴力男や通り魔が目の前にいるような状況ならすぐに危険だと分かるが、危険はそれだけではないだろう。目に見えない危険もある。
危険が直接見えない場合は予見しなければならないが、これがSSRの場合問題となる。
まともな予見（と対処）をするためには確率や統計が重要だが（常識や経験も）、SSR理論は確率や統計を無視しており、危険の発生確率がどんなに低くても対処しなければならないらしい。
確率を無視して予見を続ければ、対処しなければならない危険が限りなく増える。そしてその恐怖に怯えて暮らすことになるだろう。
モンドが引用していた日赤のサイトには「不安が見えなくなるメガネ」の動画があったが、それを見れば（見なくても）そのメガネ（正常性バイアス）が危険ではあるが必要であることも分かると思う。
面倒なので説明はこれでやめるが、これだけではよく分からない人もいるかもしれない。
そんな人は護身術とは直接関係ないが、交通安全を具体例にして考えて欲しい。交通安全は身近だし危機管理の根本は同じだからだ。
ところでモンドは交通安全についてSSRの危機管理論を応用して説明できるだろうか（まともな説明は無理だと思う）。