21/08/21 14:47:34.88 r2tUShOpa.net
ジークンドー・ブレンドという方法で技術を表現すると、
例えば一例として以下のようになります。
<ロング・レインヂ>サバットの横蹴り→ムエタイの回し蹴り→<ミディアム・レインヂ>
ボクシングのジャブ→ジュンファンのトラッピング→<クローズ・レインヂ>カリの肘打ち→
ペンチャック・シラットの転倒技→<グランド>修斗の関節技
このような組み合わせは、技術を知っている数が多ければ多いほど、
無限的に表現できることとなります。つまり自分が“技のデパート”となればよいのですから。
しかし、スパーリングやストリート・ファイトでは上記のような組み合わせの技術を使うような、
都合の良いことは一切通用するはずがないのです。
従って、ジークンドー・ブレンドによる表現というのは、あくまで、
演武用としか言わざるをえません。現にコンセプト派の中で、スパーリングや
ストリート・ファイトにおいてジークンドー・ブレンドを表現している人は、
全てのインストラクターを含めて、一人もいないのですから。変化というものは、
何の予告もなく瞬時々に起こるもので、その変化に洗練されていない技法を適応させて
ようとしても必ず無理が起こってくるのです。ですから、1つの流派を長年修行して
洗練した技法を持っている人たちには、コンセプトは通用しないということになる
でしょう。