21/05/21 13:09:38.74 dyV8THJd0.net
格闘技で勝つことを目的にブルースリーが研究していたら今のジークンドーはないと思うのですが。
ジークンドーは路上での戦いを想定して作られたものですから。
格闘技の試合で結果を残せないの当たり前ですし、その理由も述べました。
具体的な例を挙げると、空手家がMMAの練習、技術なしにはMMAでは勝てない、総合格闘家がボクシングの試合では勝てないのと同じです。
しかし、現役で活躍している格闘家たちの技や技術にジークンドーの技や技術が見られるので全く戦うことができないとは言えないと思うのです。
ですが、自分はジークンドーが路上では最強の武術と主張することには疑問を持ちます。
ジークンドーは客観的にみると、ブルースリーが路上での実戦で勝つための武術を研究して創った武術ですよね。
しかし、ブルースリーはこのジークンドーを用いて路上で強いとされている人たちに勝った実績がありますか。
テッド・ウォン相手のスパーリングが主ではないですか。
つまり、言い方を悪くすると、武術家兼アクション俳優であるブルースリーが路上での戦いで勝つために創られたが想定の場面での実績がない武術がジークンドーです。
これを最強と主張するのは無理ですよね。
現代で考えると、朝倉未来選手が路上での戦いを想定した武術を体系化したとします。しかし、路上では実際に戦えないので実績はありません。
未来選手はケンカも強かったし、総合格闘技でも実績があるから、この選手の創った武術は最強だというのと同じです。
でもそれはおかしいですよね。路上での戦いで勝てるということは証明していないのですから。
ただ、ブルースリーファンにとってはブルースリーが遺した武術というだけで価値のあるものだし素晴らしいと思うのです。
だからあくまでジークンドーはブルースリーの芸術作品ということにしませんか。
実際に強いか弱いか議論するのは楽しいですし、自由ですがバカにするのはやめましょうよ。