[江戸しぐさ分流]天心流スレ36[裏口柳生?]at BUDOU
[江戸しぐさ分流]天心流スレ36[裏口柳生?] - 暇つぶし2ch918:名無しさん@一本勝ち
22/12/20 19:06:49.69 +PNSXaAP0.net
宝蔵院分流陰派槍術
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故に、室町時代前期に作られた粗悪で耐久性の無い足軽用の「数槍」を基準として、室町時代後期以降に創始された槍術流派の技法を「力技に変化した」と批判する町井先生の主張は、完全に的外れである。
何故なら前述の通り、そもそも宝蔵院流や佐分利流をはじめとした槍術流派の技法は、創始時期である室町時代後期以降に“武士(侍)”が使用していた頑丈な造りの「持槍」を扱うことを想定しており、町井先生が所持されているような粗悪で耐久性の無い足軽用の「数槍」を扱うことは想定していないからである。
室町時代後期以降に一般的だった槍の多くは、挿し込み式によって柄と槍頭が接合されており、柄から穂が斬り落とされないようにするために刃:茎の比率が1:2〜1:3となるよう長く作られている。
また、柄自体もよくしなるため、人間1人の力で振り回して相手に叩きつける程度では容易に折れない。
特に、柄と槍頭の接合部というのは通常かなり頑丈に作られているものなので、よっぽど粗悪な槍で無い限り常人の力で折ることは不可能である。
ただし、接合部が劣化していると、町井先生が体験されたように太刀打を握って持ち上げる程度の力でも折れることがあるだろう。
薙刀や長巻も同様に、足軽用のものは低コストで大量生産するために粗悪で耐久性が無く、ちょっとした衝撃ですぐに折れてしまうものが多いが、武士が使っていたものは職人が一つ一つ丁寧に製作しているため、大きく振り回して敵に叩き付けたところでそう簡単に折れはしない。
これも、現代まで伝承が続いている薙刀術や長巻術の各流派を見れば一目瞭然である。
上述のような正しい歴史認識と現実を踏まえ、町井先生は自らの誤りに気づき、その主張を撤回するべきだろう。


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