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宝蔵院分流陰派槍術
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こうした例は他流派でもよく見られ、例えば一刀流各派では長柄武器の操法が外物として伝承されている。
とはいえ、一刀流の伝書には「槍などの長柄武器は、刀と同じように扱うこと」としか書かれておらず、具体的な槍合わせの形などは存在しない。
そのため、現在の一刀流各派では長柄武器の操法を稽古しない道場も多いが、中には伝書の通りに一刀流の刀法を応用し、長柄武器の操法を稽古している道場もある。
私も実際に一刀流の刀法を応用した長柄武器の扱いを学んだことがあるが、刀法の修業を通して基本的な体の使い方が身についていれば、槍や薙刀であろうと全く問題なく扱うことが出来る。
刀法を応用しているため必然的に振り回す動きが多くなるが、他の槍術流派でも槍は斬撃や叩きつけが可能であると伝承しているので、何も問題は無い。
「外物」というのは、あくまで表芸に付属するおまけのようなものであるので、それ専門の形が無くとも表芸の応用次第でいくらでも扱えるようになれる。
では、天心流が具体的にどのように宝蔵院分流陰派槍術を修業しているかというと、やはり他流派の外物の例に漏れず、抜刀術や剣術の動きを応用して基礎的な槍法を修業している。
すなわち、突きや斬り、打ち、払い、受けなどの基礎的な槍法を中心に、時にそれらを組み合わせたり、抜刀術や剣術の形の動きを応用するなど、柔軟性に富んだ修業法を実践している。
特に、宝蔵院流の形に含まれている構えや突き、柄や石突を用いた�