20/09/03 08:10:20.53 2IBrgRGp0.net
>>657
まぁここでそのエピソードの真偽についてはもう置いとくけどよ
嘉納以前の起倒流、天神真陽流が実際にどうだったかは俺は知らんけど崩しを使っている事と概念として存在するかは別の話だぞ?
何故なら嘉納はそもそも投げの上手い人間と下手な人間には違いがあり、その差を説明するために崩しの考えを持ち出した
だからそもそも崩しを使う人間自体はいた、ってか上手い奴は皆使ってはいたが言語化がされていなかった(嘉納が知る限りでは)
ただ言語化されることで投げの才能がある人たちの感覚が凡人に知識として還元された、それが凄いんだろう
最近のグラップリング業界ではジョン・ダナハーって男が天才の所業をいくつかの概念に分析し説明することで「よくわからんけど何故か逃げられない関節技」だったものを多くの人がある程度同じように再現できるようになった
嘉納がやったのはこれと同じことだろう