20/08/29 08:35:55 WtdAbYwDM.net
というか、スーパーセーフが出来た時点で、二本拳法は終わってるんだよ。
当時、日拳部員になんでセーフを採用しないのかと訊いた記憶があるが、
満足に答えられなかった。
よりよい防具が出来たら、それを採用するのが合理的なのに、そうしなかった。
けっきょく、旧式防具を使っている団体は団体護持のためにだけそれを使い続けた。
防具組手はオープンな場に出てきた団体と、クローズドの場にひきこもり団体に
二分化された。
大道塾は極真ルールから出発しながら、安全な防具が出来たということで、
顔面もフルコンタクトに取り入れ、技術は未熟ながら、着実に発展した。
これは非常に合理的な判断、進化である。
旧式防具に引きこもった二本拳法は、団体は存続できたものの、
かつてのように有名プロ選手を輩出することはなくなり、じり貧の状態が続いた。
一部の選手がオープンな北斗旗にも出たが、勝つ(優勝)までには至らなかった。
この差は合理的に発展した団体と、不合理にひきこもった団体の差といえる。
大道塾自体もけっして順風満帆だったとはいえないが、ゼロから出発し、
国内国外に数百の支部を構えるところまで来た。対する二本拳法は
ゼロからゼロに推移しただけだ。あるいはマイナスにまで落ち込んだ。
ここまでがこの三十年間の経過だ。これは今後もけっして変わることはないと思う。