16/06/22 22:23:43.40 /lvy24Kh0.net
キット支部長
私は皆さんと同じように空手協会が大好きです。
好きが高じて、支部長やったりしている身ですから、普通の一般会員さんたちに比べれば、この気持ちは深いでしょう。
ただ、この気持ちに個人的な量の寡多があったとしても、この一種のナショナリズムは感覚的に理解出来るだろうし、会員の大半がお金を出してまで所属している訳ですから当然皆さんにもおありだとおもいます。
本部の大先生にも、師範会の師範達にも、有志の会の先生にも、私の様な支部長にも、それこそ支部に元気に通ってくる子供たちにも、この協会に対するナショナリズムは相対的に存在しています。
なければ、お金を払ってまで所属するはずはないという前提で。です。
今回の騒動の遠因の一つには、これがあったのではないかと、そう愚考する次第です。
弁証法的三大法則風に言えば、中原会長と根本先生らが共有してきたはずの協会愛は量としての差がつき、いつの間にか有志の会と中原派という御互いに理解出来ない質の違いへと、変化してしまった。
その質の違いが対立を生み、理屈を越えた感情的な個人の思惑も交え、どんどん質としての差を拡げる。
行き着くところ、前回の浅井派の様な大分裂もあり得た。
確かに、まだ予断を許さない県は存在しています。
ただ、全空連という黒船の驚異が去れば、対立は対立を生むだけでなく、相互に多大な影響を与えるようにもなり、それが少しずつ浸透するようにもなる。
相互浸透の後に訪れる、対立の止揚と再統合。このきっかけに少しでもなればと私は、ネットに情報を流してきました。
『知らない』と言うことは猜疑心を植え付け誤解を生みます。それを防ぐには、感情的に対立している両派の言い分をどちらも流し、一人一人が情報を蓄積し、考察を加え、結論を導き出すべきだし、新しいJKAには、そういう人間が多くいて良いのではと思いました。
これが私の思い上がりだと非難されるのも承知しておりますし、当然、これだけでは不十分だとも思ってます。
この私の行為がどれだけ役にたったのかはわかりません。それも自覚しております。
ただ、今回、私に様々な事情を御教授して下さった諸先生に対し、この場をお借りして深く謝意を表したいと思います。