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通称「ウルトラライトプレーン」と呼ばれる超軽量動力機を無許可で飛行させるなどしたとして、
宮城県警捜査1課と仙台北署は7日、航空法違反の疑いで、仙台市青葉区粟生、
航空機輸入販売会社「スカイライフ」役員、伊藤安信容疑者(54)と、
飛行機の所有者で同市青葉区愛子東、無職、熊谷義明容疑者(63)を逮捕した。
飛ばした飛行機は飛行中に落下。
この事故で伊藤容疑者は腰を骨折し、熊谷容疑者も軽傷を負うなどしていたが、2人は墜落を届け出ず、
壊れた飛行機も隠していた。
しかし、「墜落した飛行機があるようだ」という情報を受けた同署員が同社の格納庫で壊れた飛行機を発見、
事件が発覚した。
調べに対し伊藤容疑者は「骨折ははしごから落ちたから。事実関係に間違いが多い」などと供述。
熊谷容疑者は「飛んだことに間違いないが、伊藤容疑者に任せていた」と話し、
いずれも容疑を否認している。
調べでは、2人は5月10日午後4時ごろ、国土交通相から必要な許可をとらないまま、
同市青葉区芋沢の同社敷地内にある滑走路から超軽量動力機を飛行させた疑い。
伊藤容疑者が前部座席に座って操縦し、熊谷容疑者が後部座席に座っていたが、
上空40~50メートル付近で飛行機の調子が悪くなり、滑走路から約400~500メートル離れた所に
墜落したとみられる。
国交省によると、超軽量動力機は、飛行に際して一般の飛行機に必要な耐空証明や
操縦者の技能証明などは必要ないものの、機体や操縦者、離着陸の場所について
事前に航空法上の許可を取る必要があるという。