20/01/09 10:09:00.57 .net
自分がハイドアップ、吉田秀雄について行こうと思った時の事を思い出します。
地味な道のり、地味な作業を繰り返し繰り返し行う考え方。そしてそれを自分の為では無く、広く多くの方に伝えるという考え方。
ルアーメーカー、ルアービルダーである前に秀雄さんはプロトーナメンター。
考えてみて下さい。
もし、ブルーザーが世の中に出て無くてシークレットルアーだったら。
もし、スコーンが世の中に出て無くてシークレットリグだったら。
もっと試合で勝てたと思います。
だけど、その道を選ばずみんなが使える様にと世の中に出した。
1人の優越より、みんなが喜ぶ事を選んだ。
もちろん売る為もある。でもそれだけじゃないという事を伝えたい。
ブルーザー、スタッガーでどれだけの方が喜んだ事か。自分の作ったルアーでどれだけたくさんの方が幸せな気分になったか。あぁ釣りをしてて良かった!投げて良かったとどれだけの方が感動したか。
このブルーザー、スタッガーが後のスタッガーワイドやツインテール、ホグを生み出した。
言わば原点のルアー。
ハイドアップのルアーにはコンセプトがあり、作った経緯が説明出来るルアーばかりです。
何故か?
地味な作業を繰り返し繰り返し行った結果生まれたルアーだからです。
計り知れない時間と労力の結晶だからです。
スタッガーが世の中に出て20年。
しかし、今でも最前線で使えるルアーです。
他にもハイドアップ、吉田秀雄の考えに強く惹かれたことはたくさんありますが、この物作りに対する考えや、妥協しない所はルアー以前に皆さんに伝えたいところです。