12/12/03 12:13:51.78 aP9wui4A
>>121
あまり細かいことを何度も易経で聞いても
それでハッキリとした答えを導き出すのはよほど訓練を積んでいても難しいです。
三変筮では卦と爻というそのたった二つの情報しか出てきません。
ここから事実を導きだすにはたくさんの知識と経験が必要なので
初心者はあまり細かいことを占いすぎないほうがいいんじゃないかなーと思います。
僕もそういうのはまだ全然できません。
とそれで終わるのも不親切なので
「相手の気持ちを占って天山遯の4爻」ということから気づいたことをいくつか書きます。
天山遯で「引きぎみ」という読みはそのとおりだと思います。
ここからさらに、得た卦を相手の気持ちだとすると、逆に見ると今度は自分の側と読めます。
天山遯の逆は、雷天大壮ですね。||||:: → ::||||
ここから、121さん自身がグイグイ行ってる姿が想像できます。
そこで天山遯4爻の逆、雷天大壮3爻の爻辞を見てみましょう。これが121さんに対する易経からのアドバイスです。
「小人用壮、君子用罔、貞危、羝羊触藩、羸其角」
簡単に言うと、「勢いに任せて突き進むとドツボに嵌りますよ~、賢い人ならそういうことはしません」とあります。
この三爻の陽というのは厄介で、専門的な言葉では過剛、不中正といい、
やる気満々、勢い満々、なのでやりすぎてしまうという意味を持ちます。
さらに下卦は乾です。勢いの塊とも言うべき存在。その三爻目という極まりにあって過剛・不中正で
さらにさらに、卦が雷天大壮という大変強い勢いの卦なので、
「やりすぎないように最大限の注意をせよ」という忠告となるわけです。
というわけなので、一度ほかの事に目を向けるなどして落ち着いたほうがいいと思います。