14/05/12 20:25:32.28
3
次の日二日酔いの頭で、いくら無礼講でもあれはまずかった、さすがにおっぱいはやばいだろうと考えながら仕事をしていた
社長も随分飲んでたし忘れてるといいなぁと思ってたら滅多に会わない嫁と遭遇した
「昨日は父がすみませんでした
父から、俺君がお前を褒めてたぞ、胸とお尻を揉みたいと言っていたから今度会ったら揉ませてやれと…www」
「言、言ってねーよっ!!!」
「そうですよねぇww
俺さんはそんな事を言う人じゃないって怒ったんですけど言う事聞かなくて
ついでにお嫁にもらってくれるそうでw」
「・・・それは・・・言ったかな」
「あら嬉しwでもメリットはないですよw兄弟がいるから会社は継げませんしw」
「そういうんじゃないよ」
「じゃあボーナスの査定?父は身内には厳しいから無理だと思いますw」
「だからそうじゃなくて」
それから嫁は会社での立場や財産分与の話をして楽しそうにからかってきた
俺は何度もそうじゃないを繰り返した
「俺は金が欲しいんじゃなくて嫁君が好きなんだ!」
とうとう言ってしまった
嫁の顔はかなり強張ってた
しばし沈黙
「そうですか・・・それじゃあ・・・宜しくお願いします
父には私から報告しておきます」
嫁はそう言っていなくなった
これはOKととっていいのか?社長に何を報告するんだ?デートに誘ってもいいんだろうか?
答えはその日のうちに出た
社長室に呼び出されて、結婚を前提とした交際を申し込まれて承諾したと娘から聞いた、宜しく頼むと
まず父親に申し込んでから娘に申し込むなんて俺君は古風な男だな、娘は冗談だと思ってたからとても驚いていたよと言われた
親子二代の勘違いの結果交際がスタート
俺以上に緊張してた嫁とデートを重ねプロポーズ
嫁はもうオバチャンだが、可愛くて一生懸命でいい子なのは変わらない
金持ちの感覚に驚かされる事も多いしお嬢さん育ち特有のボケをかまされる事も多々ある
だけどなかなかのしっかり者で俺は毎日楽しく暮らしてる
今日は嫁の帰りが遅くて酒も飲めないので暇潰しですまん