14/04/12 14:32:21.00 WD0gddry0
最近の『SAPIO』という雑誌に、「(韓国の)人口当たり強姦件数はなんと日本の40倍!」と題する記事が出ました。
この件については拙論で論じたことがありますので、「40倍」という数字にビックリ仰天。
URLリンク(tsujimoto.asablo.jp) 拙論では、強姦等の発生件数でいえば、
2010年の数字では韓国は19,939件で、日本の8,316件の2倍以上であり、韓国と日本の人口比を考えれば、
人口当たりの件数でいうと5倍ぐらいになります。しかし『SAPIO』は40倍という桁違いの数字を出してきました。
何事か!と思い、ここ数年買っていなかったこの雑誌を久しぶりに購入しました。『SAPIO』によると、
2011年の統計で、韓国は19,498件、日本は1,185件だそうです。しかしこれは、韓国と日本の犯罪統計を読み間違ったものと思われます。
韓国の犯罪統計は、強姦と性暴力(強制わいせつ)を合わせた数字を出しており、日本は強姦と強制わいせつは分けて
数字を出しています。韓国では強姦だけの数字がありませんので、比較するとしたら日本も両方を合わせた数字にして
比較するしかありません。これで比較するならば、「5倍」ぐらいの数字になります。(2010年の数字ですと、
日本の強姦は1,289件、強制わいせつは7,027件です。両方合わせると上述したように8,316件です。
韓国も上述したように両方合わせて19,939件です)
しかし『SAPIO』に記された統計は、韓国では両方を合わせた数字、一方の日本は強姦だけの数字でもって比較して、「40倍」という数字を出しているのです。
要するに何の統計数字なのかが混乱したまま、「40倍」という間違った数字を打ち出し、見出しにまでしてしまったということです。
恥ずかしい間違いですねえ。
ところで、強姦と強制わいせつとは違います。 韓国では小学女生徒が性暴行され、腸と肛門が損壊状態で
発見されたという痛ましい事件がありました。日本では、これは強姦罪ではなく強制わいせつ罪に分類される犯罪です。
こうなると、分ける意味があるのか疑問になります。
【追記】 日本でも韓国でも『犯罪白書』が発行されており、インターネットでも公開されています。
拙論でも、犯罪件数という基礎資料はインターネットで探しました。便利になりましたねえ。