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去る2月21日に宮崎駿の引退作「風立ちぬ」が全米で公開された。
しかしアカデミー賞で「アナと雪の女王」に敗北するなど悪いニュースも重なったためか客足は思わしくない。
4月6日現在の興収は5億円（BoxOfficeMojo4/8発表）と苦戦しており、最終興収は前作「崖の上のポニョ」の1/3程度の結果に終わる見込みだ。
現地の宮崎駿ファンからは「悲劇的な結果。この世の終わりだ。ジブリバブルは崩壊した。」という悲観的な見方もでている。
国内でも興行成績は下落する一方で「風立ちぬ」のアメリカでの失敗は宮崎駿の凋落をさらに印象付けてしまったかたちだ。
ソース
URLﾘﾝｸ(www.boxofficemojo.com)
URLﾘﾝｸ(ghiblicon.blogspot.jp)
■参考
2000年以降の宮崎駿作品の日本と海外での興行収入の推移と下落幅の比較表
比較対象はアメリカ、フランス、韓国でいずれも地域最大市場
下落率は最高興収から最低興収への下落幅を％で表したもの
単位は日本のみ円（億円）、他はドル（百万ドル）
****** | 日本 | 米国 | 仏国 | 韓国 | 海外 |
**千尋 | *304 | **10 | ***6 | **11 | **45 |
ハウル | *196 | ***5 | ***9 | **17 | **45 |
*ポニョ | *155 | **15 | ***7 | ***7 | **37 |
****風 | *120 | ***5 | ***5 | ***0 | **12 |
下落率 | **60 | **66 | **45 | **93 | **74 |
・いずれも風立ちぬの興収が最低
・国内も海外も全盛期のほぼ1/3～1/4になっている
・日本では千尋以降右肩下がり、海外では風立ちぬで激減
・下落率は韓国で最も高く、フランスで最も低い
（ソース）URLﾘﾝｸ(www.boxofficemojo.com)