14/04/07 14:49:32.81 vDC5xs1l0●.net
性病の代名詞「梅毒」の患者がじわり広がっている。主に性行為で感染するが、現行の統計法になった2000年以降、初めて患者数が1000人を上回った。過去には大流行も引き起こした病も、
現在は抗生物質で治療可能だが、専門家は「早めに治療を受け、感染拡大を防いでほしい」と話している。
国立感染症研究所(東京)によると、13年に梅毒と診断された人は前年比351人増(1・4倍)の1226人(速報値)。10年の621人から3年連続で増加した。男性が989人と8割を占め、特に25~39歳と若年層での感染が目立つ。
感染研細菌第1部の大西真部長は「増加の原因は不明だが、患者の多くは男性同士の性的接触の経験を持っている。こうしたコミュニティーに梅毒が入り込んでいる可能性がある」と指摘する。
梅毒は梅毒トレポネーマ菌が性行為などによって皮膚や粘膜の傷口などから侵入して感染する。皮膚が赤くなったり、リンパ節が腫れたりすることから始まり、現代ではまれだが進行すると脳や神経が侵され死亡することもある。
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