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STAP細胞を巡る問題で、小保方晴子研究ユニットリーダーがマウスから作り出したとしていた
STAP細胞2株の遺伝子を共同研究者が調べたところ、この細胞が、実験に使われていないはずの
別の種類のマウスのものだったことが、関係者の証言で分かりました。専門家は、論文で出来たとされ
凍結保存されている8株のSTAP細胞すべてについて詳しく調べるべきだとしています。
これは、神戸市にある理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの関係者が、NHKの取材に対し
明らかにしたものです。それによりますと、遺伝子が調べられたのは、共同研究者の若山照彦山梨大学教授が
特殊な処理をして凍結保存していたSTAP細胞2株で、若山教授がどんなマウスからでも作製が可能か調べるため、
小保方さんに論文の実験で使ったのとは異なる129系統という種類のマウスを手渡し、作製を依頼したものです。
小保方さんは、シャーレの中で129系統のマウスの細胞を刺激したところ、状態のよいSTAP細胞の塊が
2つ出来たとして若山教授に渡したということです。
ところが、一連の問題を受けてこの2株の細胞の遺伝子を調べたところ、細胞は129系統のマウスのものではなく、
いずれもこの実験には使っていないはずのB6とF1という2種類のマウスのものだったことが分かりました。
今回検出されたB6、F1、それに129の系統のマウスは、いずれも万能細胞の1つ「ES細胞」を作るのによく使われ、
研究の現場では、これらのマウスから作ったES細胞が広く実験に使われています。
3月25日 19時16分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
【STAP細胞終了】 遺伝子解析の結果はES細胞でした ★2
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