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台湾旅行の日本人女性に暴行の男 懲役3年9カ月
（台北 16日 中央社）夫と一緒に台湾旅行に訪れた日本人女性が2012年9月、就寝中に知り合いの男から暴行を受けた
事件をめぐる裁判で、高等法院（裁判所）は一審の判決内容同様、犯人の男に対する懲役3年9カ月の刑を言い渡した。
この事件は2012年9月11日夜、男が日本人女性とその夫、男のいとこの女性と酒を飲み、新北市烏来区内の教会で一夜を過ごした際、
夫が熟睡し、いとこの女性がトイレに行った隙を見計らい、日本人女性に対して暴行したとされる。
この男は当時、酒に酔って頭が混乱していたと罪を認め、その後和解に向けた話し合いが進められたが、
裁判所での審理期間中になって、事件当日に日本人女性の夫から、もしはむかったら家族全員を殺すと脅迫されたと供述し、
“美人局”にひっかかったと主張した。
裁判で日本人女性は、事件発生時手で男を押しのけようと抵抗したと供述。女性の夫は泥酔し熟睡しており、
全く気づかなかったとしたほか、いとこの女性は男がキスをしたり体を触っているのを目撃したが、どうすることもできなかったと証言した。
一審では、男は自分よがりで犯行後も反省の様子が見られず、和解や被害者への賠償も実際にはしなかったとして、
懲役3年9カ月の判決が言い渡されている。なお、高裁が下した今回の判決内容に不服の場合は上訴することも可能。
URLﾘﾝｸ(japan.cna.com.tw)