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ＳＴＡＰ論文撤回検討「つい先ほど」 理研、対応に追われる 2014.3.11 02:17 （1/2ページ）［ＳＴＡＰ細胞］
「何らかのはっきりとした対応をせざるを得ない」。
新型万能細胞「ＳＴＡＰ（スタップ）細胞」の論文に不自然な画像があると指摘された問題は１０日、
共著者の若山照彦山梨大教授が論文の撤回を打診する事態に発展。
論文取り下げを検討する状況を明らかにした理研の広報担当者は、報道陣への対応に追われた。
１１日午前０時すぎに理研の広報担当者に関係者から「取り下げを含めて検討する」という一報があった。
その後、広報担当者は産経新聞など報道陣の問い合わせに「話が急に進み、つい先ほど検討に入った」と上ずった声で答えた。
論文の取り下げには共著者全員の同意が必要。広報担当者はこう説明するのが精いっぱいだった。
「理研の研究者だけならすぐに確認できるが、ハーバード大学の方なども含まれているので…。それでも数日で取りまとめられると思う」
小保方（おぼかた）晴子・研究ユニットリーダーが筆頭著者のＳＴＡＰ細胞の論文は、１月末の発表後、画像や表現に
不自然な点があるなどとインターネット上で話題となっていた。
＜中略＞
東京大の上昌広・特任教授（医療ガバナンス論）は「論文にはもはや言い逃れができない指摘が相次いでおり、
中身が正しいかどうかの問題ではない。理化学研究所は対応を誤ると、組織の存続だけでなく日本の研究の信頼が
失われる事態となりかねない」とした。
URLﾘﾝｸ(sankei.jp.msn.com)