14/07/02 01:08:30.02 9V9vCoeI0
>>232
警告ありがとう。
今はわかってる。
私は当時冤罪をかけられていた。冤罪と言っても、犯罪というほどの事のことでもない事だけれど。
私を犯人だと決める人が居て、その人は次々と理屈と推測で私を犯人に仕立て上げていった。
疑いを晴らす方法がなかった。
いつかそんな事も忘れるさ、時間がたてば冤罪は晴れるさ、と諦めようと思っていた。でも、ある夜、急に悔しくて悔しくてたまらなくなった。
それで、一人で暗い天井を見上げて睨んでいた。悔しかったけど、呪いの言葉を持って呪っていたわけではなかったように思う。
じっと何かに凝ったようにその人の事を考えて天井を睨んでいた。
心臓が早鐘のように打ち始めた時に、何かのスイッチが入ろうとした感覚としてあった。
呪い発動のスイッチなのか、自己の精神が崩壊しようとするスイッチだったのか、わからないけど、何かのスイッチが入りかけた。
その体験が底知れずにゾッとするものに思えて、とにかく考えるのをやめた。
今となっては冤罪が晴れたかどうかすらどうでも良くなった。
それがきっかけで、この人に限らず誰の事も腹も立たないし憎いとも思わなくなった。
結果として良かったのだと思う。