14/09/29 14:56:00.04 h+Jb9BZa0
長野のおじろくの話とかと、似たような制度が実家の実家?にあった
昔、祖父に連れられて何度か曾祖母の実家に行ったことがあった
祖父の家自体が田舎って感じのところだったが、曾祖母の実家は更に山間の村
ただ家はめちゃくちゃ立派で、いつも人が大勢いた、子供もいっぱいいたから糞田舎でも楽しく遊べた
その中にはなんか頭のおかしい人がいて、俺は親戚の子らとそいつをシロって呼んでた
後から聞いたらホントに「しろう」って名前だったらしい、でその男も俺らの親戚らしいが、何故か使用人のような扱い
祖父は「三男」だったが、兄は5人いた
何を言ってるのか分からねーと思うが(ry まあ要はその内の二人は妾の子
妾の子は血のスペアなわけだが、とにかく長幼以上に嫡庶差別が滅茶苦茶激しかったらしく、正妻の子供が無事成長出来たら妾の子供は生涯召使い
うまく行けば村から脱出して独立も出来たんだとか、祖父の兄貴の一人はそうだったが、もう一人は使用人同然の扱いだった
曾祖父の世代ともなると分家でも裕福な奴の下についたりともう滅茶苦茶な状態
村は曾祖母の家を本家として、他の村人の家に養子を出しまくったらしい
本家は村にとっては皇族みたいなもんで、そこの子供はすごいありがたい存在だったとか、それで養子を喜んで受け取り、実子を代わりに奉公に出す
実子は養子が死んだ時のスペア代わりだったという、それで時代が下ると血を分けた分家だらけになる
正妻は他所の名家からわざわざとっていたらしい本家だが、妾は近隣の女で事足りた、当然血筋の繋がった親戚同士のハイブリッドも多くなる
だから頭おかしい子も妾の子の方が多かったんだろうな、それが嫡庶差別に繋がったのかは知らん