12/08/06 23:17:02.08 TtelDKIL0
一人ひとりに謝罪したいと反省
代々木ゼミY講師が差別発言で
12月12日、東京・中央本部でおこなった代々木ゼミナールの講師による差別発言事件
の糾弾会は、事前に提出された反省文をもとにすすめた。
Y講師は、反省文のなかで「差別をした私には、差別側の痛みに少しでも近づこうと努める
責任がある」「講義は、日本全国の高校と予備校へ10回放映されました。できれば1人ひとり
に謝罪したい気持ち」とのべた。
この差別講義を告発した女性は、「笑いのネタにされ、周りの受講生は笑っていた。
本当に恐ろしく怖かった。ひと月も悩んだ。後で謝罪のビデオも見たが、最後に
『それだけです』と誠意のない、開き直ったような言い方がショックだった。Y講師の
発言だけに影響が大きく、黙ってはいられなかった」とのべ、「謝罪がほしいのではない。
Y講師に変わってほしい」と訴えかけた。Y講師は、「時間がかかるかもしれないが部落に
もいってみたい。授業のなかでも取りあげてみたい。長い目でこれからの姿勢を見守ってほしい」
と反省と決意をのべた。
予備校・代々木ゼミナールの講師による差別発言事件の概要
この事件は、Y講師が03年5月におこなった古文の講義のなかで「自分は若い頃、
暴走族に入って幹部をしていた。警察に捕まり、刑務所で過ごしたこともある。
刑務所にいるときは、暴走族の幹部をしていたこともあり、周りからは、
一目置かれていた。しかし、刑務所にいる人間のなかでも、強姦などで入った者は、
エタ、ヒニンのような扱いであった」と発言。
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講義は録画され、その後全国の提携校で放送された。
◇
この講義を04年5月に鳥取県で受講した生徒が鳥取県連に告発した。
Y講師は、03年9月にも講義のなかで同様の発言をして、謝罪したビデオを
収録し配布していたが、今回の発言は、
それ以前になされたもの。
当時の謝罪は、Y講師が代ゼミ側から「とにかく謝罪を」ということで本人が、
「何が部落差別か」を納得しないままなされた不十分なものだった。それを
「謝罪」としてすませてきた代ゼミ側の責任も大きい。
しかも、このビデオは、指摘をされた03年9月の講義以前のもので、代ゼミ側がなんら
チェックをしないで全国へ貸し出しをしていた。
URLリンク(www.bll.gr.jp)