15/10/20 19:10:33.28 kVWkLRjx.net
畜生は本来、鳥や獣などの動物のことです。
大聖人が「癡は畜生」と説かれているように、目先の利害にとらわれ、
理性が働かない「愚かさ」が人間生命に見る畜生界の特質です。
正邪・善悪の判断がつかず、本能のままに行動してしまう境涯です。
また「畜生の心は弱きをおどし強きをおそる」(957㌻)、
「畜生は残害とて互(たがい)に殺しあふ」(1439㌻)といわれるように、
理性や良心を忘れ、自分が生きるためには他者をも害していく弱肉強食の生存競争に終始していく境涯です。
いわば、単に自分が生きることしか考えられず、他を顧(かえり)みることができない状態です。