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仕事の進め方や時間配分を労働者個人に委ねる裁量労働制による
長時間労働で過労死したとして、光文社(東京)編集者だった
Aさん=当時(24)=の両親が約1億6800万円の損害賠償を
求めた訴訟は7日、同社が7500万円を支払うことで、東京地裁
(松本利幸裁判長)で和解が成立した。 両親の代理人、川人博
弁護士は「実質的に企業側の安全配慮義務違反を全面的に認めた
和解。長時間の深夜労働が拡大している裁量労働制の実態に
鋭い警告を発するものだ」と評価している。
訴状によると、Aさんは1996年に入社。週刊女性自身の編集部に
配属され、グラビアページを担当していたが、97年7月に急性
心不全で死亡した。