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【名護市議会】普天間基地「県外移設を求める」特別決議案を、却下ｗ ／沖縄
ゼネコン市長ら「沖縄に米軍基地、基地工事もっと欲しい」と横槍、決議つぶす！
【名護市】普天間基地をわが市へ！と、まちおこしの為の基地誘致を求めて来た
沖縄県名護市議会の12月定例会では最終日の16日、野党議員（民主、社民）らも
米軍普天間飛行場の「県外・国外移設」を求める決議案の提案を見送った。市議
会は、新基地誘致をめぐって年末まで揺れ続けた形だ。
「県外移設」決議では全会一致の可決を目指したが、与党会派（自民、新風
21）から文言について指摘があり、調整がつかなかったという。決議文案では、
世論調査で（名護市以外の市町村の）沖縄県民が、名護市の辺野古への移設に
反対していることなどを挙げて「名護市辺野古へという合意案を見直し、普天
間飛行場の移設先を県外・国外に変更することを強く求める」としていた。こ
れに対し、与党会派の新風21などは「島袋○○市長は、移設先について『政府
の方針決定を受け入れる』といっている。しかし、この決議案は市長の考え方
とは異なり、我々与党議員は賛成できない」と指摘。文言の変更を求めたが、
合意できなかった。
このため野党議員ら少数派は、決議案を提出したくても、それすらできなかっ
たというもの。
つまり 「どうしても米軍基地が欲しい」 というのが、ゼネコン市長を中心とし
た沖縄県名護市議会議員や、多数の名護市民たちの本音のようだ。（沖縄の新
聞「琉球新報」2009.12.17 第３面）