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元日から“猪突猛進”愛媛県で数頭暴れ４人けが
１日午後４時ごろ、愛媛県八幡浜市向灘の路上で、歩いていた同市内の無職女性（６９）が、イノシシに体当たりされて転倒した。
その後、約１５分間で同市内の女性会社員（５６）と、７７歳と６８歳の農業の男性が相次いで襲われ、４人は腰などに軽傷を負った。
イノシシは２～３頭とみられ、体長１メートル前後の大型のものもいたという。
県警八幡浜署員や地元の猟友会員ら計約１５人が、現場付近を約１時間半にわたって探したが、見つからなかった。同署は、餌を探しに山から下りてきたとみている。
イノシシを目撃した近くの男性（６３）は「亥年（いどし）とはいえ、いつまた出てくるかわからないので不安」と話していた。
愛媛県内では松山市などで市街地にイノシシが出没しており愛媛県警では年末から注意を呼びかけていた。
（2007年1月2日21時35分 読売新聞）