10/06/03 18:03:14
>>48 星ソース
ハード設計は国産化したが、ソフトが国産化できずに旧式輸入ソフトを入手しながらシステム設計を丸投げ委託した
エンジンは、エンジンとしての問題を露呈することになる。それは、三菱重工と旧ボーイング社ロケットダイン部門
(現P&Wロケットダイン)が開発するMB-XXである。本エンジンはLE-5設計技術とLE-7A設計技術の成果から、「日本も
なかなかやるじゃないか」ということで、MHIとボーイングが「お互いの液体酸素エンジン、液体水素エンジン技術」
を組み合わせて、新世代エンジンを作ろうということでMB-XXエンジン開発が1999年からスタートした。ハード設計に
おいて、MHIはなかなかの設計能力を挙げていたと関係者は述べている。しかし、相変わらずソフトの問題も加わって
米国内燃焼試験で爆発事故を起こし、頓挫している。原因はソフトの問題を挙げ「エンジンは燃焼試験を重ねてソフトも
育てるが、残念ながらソフト能力が低く、自己学習能力があって血の通った味付けがない」と述べ、現在は頓挫している。
この問題がどうなるか推移を見守る必要があるが、ソフトという泣き所が今でもついて回っている状況だ。