10/05/26 10:15:12
>>733
再々着火して、H-IIAの第二段を静止ドリフト軌道に投入するってことは、
3トンの余計なドンガラ(第二段)を高度4万kmの円軌道に打ち上げるのと同じ事。
空のタンクを静止軌道に投入すると、搭載衛星の打ち上げ能力が大幅に減る。
それよりは、第二段を切り離して、IHI製の高性能500Nスラスタでアポジキックを
した方が効率が良い。
どちらかというと、H-IIAでSSBを廃止して、202と204の二本に絞るので
202で打ち上がらない衛星は204で打ち上げることになる。
その時の余力で静止ドリフト軌道へ投入するという腹積もりではなかろうか。