10/02/17 18:49:25
こっちが面白いだろ
特にトヨタは情報公開の面で、上場企業とは思えないような対応をしている。
昨年5月に発売された新型「プリウス」で、ブレーキが利かなくなるとの苦情が米運輸当局に100件以上も寄せられていること
が今月2日に発覚。3日になって、日本の国土交通省にも、同様の苦情が昨年12月以降、計14件(事故報告1件を含む)寄せられていることが判明した。
千葉県松戸市の国道6号では昨年7月19日、4台が絡む玉突き事故を起こしたプリウスの運転者が「ブレーキが
利かなかった」と説明。この事故で追突された車の2人が軽傷を負った。事態を重くみた同省はトヨタに調査を指示した。
あきれたことにトヨタはその後、「正確には把握していないが、トヨタの販売店には(国交省より)もっと大きな数字で
苦情が来ている」(佐々木真一副社長)とやっと情報を出してきたのだ。トヨタが販売店を通じて把握したプリウスのブレーキに関する苦情は77件に上った。
しかもトヨタはこうした情報を公開せずに、こっそりと1月から生産しているプリウスのブレーキを改善。関係者によると、
アンチロックブレーキシステム(ABS)を制御するコンピューターのプログラムを変更したという。
手直し前に販売した車については、苦情があった場合、販売店で改善。販売店での改善には2時間ほどかかるという。
国交省には「左右のタイヤの回転差が検知された瞬間、ブレーキが1秒程度利かなくなる」「凹凸道で減速中に突然制
動力が低下した」「滑りやすい路面などで低速時にブレーキが瞬間的に利かなくなる」などの苦情が寄せられている