10/01/04 11:12:43
>>746
ARJ21やC919を見ると、欧米の政府や航空宇宙産業の中国に対する接し方が判る。
ARJ21の輸出型-900は一向に話が聞こえてこないし、C919に至っては輸出型の計画すらない。
なにしろ、FAA等の欧米当局の認証を得ないと、海外ではマトモに売ることすら出来ない。
つまり、ARJ21、C919は中国国内の需要はある程度補填できるが、輸出は殆ど考慮できない。
結局、匙加減の匙を持っているのは欧米側、ということになる。
結局、「餌を与えて檻に入れる」という方策に乗せられた形になっている。
>まぁ少なくとも機体製造に関しては今後も中国依存を強めて行くだろう。
結局、知的財産を持ったり、完成機体としての商売はさせてもらえない、ということなんだよね。
中国が「欧米企業の下請け」「欧米企業の低労賃工場」という位置づけを脱却できる見込みは低い。
まぁ、それで儲ける事が出来ればいいんだろうけどね。
ま、日本やMHIも立場は似たようなものだけど、MRJの開発やそれに伴うFAAとの相互認証の実現等は、
現状を打破できる可能性は持っている。