09/10/17 18:27:54
日航、小型13機を追加導入 再建に運航効率向上目指す(共同通信)
経営再建中の日本航空が、国内地方路線の運航効率向上のため、
小型ジェット機エンブラエル170(E170)を13機追加導入する方向で検討していることが17日、分かった。
11月末までに策定する新たな再建計画は主に地方路線で使っているMD90を
2014年度までに引退させる方針で、機体がより小さく、燃費性能が良いE170への置き換えで効率化を狙う。
E170はブラジルの小型機メーカー、エンブラエルの製造で、座席数が76席と、
MD90(150席)の約半分。利用客数が比較的少なくても採算を取りやすい。
11年3月末までに計10機を保有する計画だったが、
5機を購入できるオプション契約の行使を含めて計13機を追加導入する。
参考価格が1機約40億円で「投資額を抑えて機材を更新できる」(幹部)と判断した。
E170は福岡空港発着の静岡、名古屋(小牧)、松山の各路線などで運航しており、
今後は北海道・新千歳空港発着の花巻(岩手県)、仙台の各路線などに広げる。
追加導入を検討している13機の就航路線は未定。