09/12/10 17:40:31
色盲の話にマヂレス。
海技士(航海)の身体検査の弁色力の基準は正常であることが条件。
色盲はもちろん、軽度の色弱でもダメ。
これは商船大や海員学校の入学要件にも必ず書いてある。
「色弱の方は海技士(航海)は取得できません。」と。
ただし、海技試験における身体検査は書類審査しか行われない。
身体検査証明書の弁色力の欄の正常に○さえついていればいい。
つまり、検査もせずに証明書を書いてくれる適当な医者を探すか、医者と結託して
弁色力の正常に○をつけてもらえば晴れて海技士(航海)は取得できる。
極端な話、身体検査証明書に適当な医者の名前を書いて100円ショップで
ハンコ買ってきて押しておいても書類に不備さえなければ右から左へ書類は通る。
まぁ有印私文書偽造という立派な犯罪だけど。
ちなみに弁色力は100パーセント先天性、後から良くも悪くもならないものとされて
いるので免許更新の際にはチェックされない。
最初の海技士試験さえ通ってしまえばいいわけだ。
ただし、数年前に来島だったか航路逆走して船をぶつけた航海士が実は色弱でそれが原因
だったという海難もあったらしい。
色弱持ちはそれなりのリスクを覚悟して欲しいね。