09/09/17 12:18:03
>>17
さすがにそれは幻聴だろう。
もし言っている者がいたとすれば、それは10年近く前、エンブラエル首脳部の言葉だ。
確かに彼らはE-Jetの開発に際し「70-110 niche」をキーワードにし、当時穴となっていた70-110席クラスのジェット旅客機市場の開拓に成功した。
だがほぼ同時期にボンバルディアもCRJ700/900を開発、参入し、同クラスは激戦区となった。
E-Jetの開発に参画していたKHIや、CRJ700/900の開発に参画していたMHIが知らないわけがない。
しかもその後に同じクラスにロシアSSJや中国ARJまで参入している。過当競争と言ってもいいくらいだ。
もし>>16の様な事を言っているなら、それは市場の現状を全く知らないで作ってると白状するようなものだ。
現実にも、MRJの規模を70-90席に拡大した際に、30-50席よりも競合機が新しく、開発目標のハードルが上がると明言されている。
他機を大幅に上回る経済性能は、競合を打ち破る為の必須条件であって、新規開拓の武器とは言いがたい。
ちなみに、100席を上限とする考え方は確かに論理的なのだが、実際の市場の動きを見ると、この論理が必ずしも当てはまらない事がいえる。
現在E-Jetで売れているのは108席のE-195であって、170や175は殆ど売れなくなっている。
また、ボンバルCSeriesで実際に売れているのはほとんどが110席のCS100であること、逆にCS300やCRJ1000があまり売れていないことにも注意すべきだ。