09/04/04 23:57:05
>>563
NEDOの「次世代高信頼性アビオニクス技術研究開発PJ」は、平成12-14年の3年間が開発期間だよ。
このPJは開発対象が(中小型機にも対応出来る)大型機である事(比較対象がB777だったりする)、サブテーマにFly by Lightの開発が含まれている事から、
少なくともその過半は、実質的に防衛省のC-X、P-X開発の為の参加各社に対する要素技術開発支援だった可能性が高い。
PJ終了後の平成15年に両機の基本設計が終了し、詳細設計に移行している。
ちなみに、機体構造についてもNEDOは同時期に「革新的軽量構造設計製造基盤技術開発」ってのをやってたりする。
こっちはもっとあからさまで、C-X/P-Xの担当部位とNEDOのPJの担当部位がほぼ一致してたりする。
いずれも、事後評価ではC-X/P-Xには全く触れていないという、非常に政策的な匂いを感じるPJだ。
そんなわけで、MRJへのスピンアウトはあったとしてもオマケと言っていいと思われ。