09/03/10 20:08:34
>>201
MRJの拡張性はこんな感じ
・無改造である程度の貨物を積載可能な後部貨物室と大型カーゴドアを装備(CRJ,E-Jetには存在しない)
・大型カーゴドアを幅3m余拡張、前部に移設することで容易に貨客混載タイプが成立
※YS-11コンビ型と同様の各種パレットの取扱が可能。
・投下型の装備も設置可能な主翼前床下のカーゴスペース(CRJには存在しない)
※さらに主翼後床下にも空スペースが存在する。
・3m単位での全長短縮、延長が可能。(-3m=MRJ70、+3m=MRJ110)
他方、多用途機とする難点としては、
・高空経済巡航に特化したエンジン、翼型の為、哨戒機のような低空ハイマニューバな運用には向いていない。
・燃費は良いが航続距離はあまり長くない。
※少なくとも大陸間飛行のような用途には向いていない。
・離着陸能力は一般旅客機並みであり、離島運用などの極端な短距離離着陸能力は持っていない。
といったところか。
つまり、機体としての拡張能力は十分だが、飛行性能にはある程度の我慢が必要。
まぁ、難点については他のRJも同様だし、70席クラスRJの多用途機への転用のケースはまだまだ希少だからね。