09/03/02 02:08:38
>>170
逆に言うと、設計年次が10年近くも違い、投入される技術にも燃費25%以上の差があるのに、イニシャルでその程度の価格差しかないということでもある。
というわけで、MRJはイニシャルの差はランニングコストの差で埋めて行ける、という営業をやっていたはず。
この手は燃料価格が高騰していた昨年半ばまでは有効だったろうが、思い切り下落した今ではあまり有効ではないだろう。
現在のMRJの苦戦は、金融危機よりも燃料価格の下落の方が痛かったのではないだろうか。
金融危機という面では、リースでタッグを組むはずだったILFCが、親会社AIGの破綻に巻き込まれてしまったのが痛かった。
新型機の性能、取り回し、安定性は飛んでみないと判らないから、今のMRJはとにかく性能を確定させて作って飛ばすことが優先されるのは間違いない。